開運!何でも鑑定団では、たまに出てくるいかにも強欲そうなジジイの品物にショッボい値をつけられザマー!なんつーゲス目線な見方もあり、そこで鑑定士の皆さんがその理由を物にまつわる由来や逸話や薀蓄をはっきり述べられて強欲人間を撃沈させるのは、勧善懲悪の水戸黄門における印籠を出すくだりにも似たカタルシスを得ることが出来るのではないでしょうか。
しかし価値を算定することより古美術鑑定家の中島誠之助さんをはじめとする鑑定士陣の立て板に水の解説を聞くことが何よりこの番組の意義なのでしょうね。語り口が丁寧でTVではあまり聞くことの出来なくなった品のある日本語は聞いていてとにかく気持ちいいです。
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